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II 一般知識編
世の中には、社会人として定石と言える基礎表現がある。高度な応対はともかく、これを知らないと恥ずかしいという最低限の表現だ。Lesson3からLesson5までは、3回シリーズで、そういう基礎表現を学んでいく。が、その前に是非心に留めておいて欲しいことがある。本コースの狙いは決して、一般常識や知識の詰め込みではないことを忘れないで欲しい。敬語や表現を間違えないように気を遣うあまり、緊張して堅くなってしまい、結果として、好意や誠意が伝えることを忘れるということにならないで欲しい。こういう場合でも、言い回しに完全に慣れるまで待つのではなく、片言でも構わないので、好意声・誠意声を忘れないようにしよう。
新人がおぼつかないながらも、一生懸命やっている姿はかわいいものである。言い間違いを気にするあまりに、ぶっきらぼうになったり、暗い小さな声になってしまうと、印象も悪くなり、間違いがかわいいと思われることも無い。どんなに慣れてなくても、好意声・誠意声があればなんとかなるという気持ちでいよう。決して決して電話を恐れてでなくならないように。

Lesson3 知らないと恥ずかしい基礎表現(序章)
Lesson4 知らないと恥ずかしい基礎表現(発信編)
Lesson5 知らないと恥ずかしい基礎表現(受信編)
タスク(第2回)


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