翻訳・通訳のグローヴァ
I「指示と報告」編
Lesson1

Lesson2

 タスク(第1回)

 Lesson3

 Lesson4

 タスク(第2回)
2002
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Lesson 3 「あれどうなった?」  〜報告はおまけじゃない!〜
「忙しくてつい報告ができないでいる。決してサボっているわけではない」というセリフは、「報告」がなんたるかわかっていない。時間があったら報告をするという考え自体が、すでに間違っている。

1、報告して始めて仕事は終わる

仕事が終わったら、必ず報告をすること。
時間があれば報告するのではなく、報告のために時間をとらねばならない。
報告は仕事の事後処理ではない。報告そのものが仕事である。
報告はしないが仕事はきっちりしているというのはありえない。
報告をしなければ仕事をしていないということである。
それを怠るのは職務怠慢である。

2、経過報告

長引く仕事に関しては、適時経過報告を入れること。
経営環境は社内外を問わず、常に変化し続ける。意思決定者は、社内外の状況を見ながら最良と思われる方向に舵をとりつづける。
状況が見えなくなるとリプランニングがきかない。血液の流れを止める。盲目にさせる。

報告をしないこと = 職務怠慢 (報告自体が仕事である)
報告をしないこと = 損害を生む (本来ならなくて済む打撃を与えてしまう)

「あれどうなった?」と上司から言われたらおしまいだと思わなければならない。

3、マイナス情報はただちに(抱え込み沈没は重罪)

経過報告の中でも、特にうまくいってないときの報告は重要である。当然上司は部下よりも知識、情報、経験は上である。部下が対処できないことでも、打つ手はいくらでもあることは多い。上司が手を思いつかなくとも、そのまた上の上司が策を知っていることも多い。自分がどうしたら良いか思いつかないからといって、黙って諦められたら、会社としては生じる必要の無い損失を生じることになる。
最も犯してはならない過ちは、マイナス情報を報告しないで、時すでに遅しとなってからの報告だ。そういうときに限って早い時機に報告しておけば、手を打てたという場合が多い。しかし、時を元にもどすことはできない。
上司としては報告がなければ、予定通り仕事はうまくいっていると思う。報告をしないということは、悪意がなくとも結果として、自らの意志によって仕事を失敗させたのと同義となる。
その時に、ひとりで頑張ることが責任感だと思わないように。「抱え込み沈没」は褒められるどころか重罪である。
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