翻訳・通訳のグローヴァ
I「指示と報告」編
Lesson1

Lesson2

 タスク(第1回)

 Lesson3

 Lesson4

 タスク(第2回)
2002
株式会社GLOVA
All Rights Reserved.
Lesson 1 こんな経験ありませんか?
〜意外に知らない指示の受け方、報告の仕方〜
こんな経験はありませんか?
  1. 入社して以来、仕事を頼まれる回数がだんだん減ってきた。
  2. 指示内容や指示自体を忘れていて叱られた。
  3. 聞いていた指示通りやっていたら、後で理不尽に違うと言われた。
  4. 手が一杯で大変な時に、むちゃな指示をされて困った。
  5. うまくいかなかったのは指示に問題があった。私は最初からわかっていた、という案件があった。
  6. 仕事が忙しくて報告なんてする暇がない。さぼっているわけではない。
  7. 指示をきっちり遂行している最中なのに「あれどうなった?」と聞かれる。
  8. 想定外の問題があって指示が果たせなかっただけで、一生懸命やったのに叱られた。
  9. 報告しているときに「だから?結局?」と言われたことがある。
  10. すでに報告してることを忘れられて、報告が無いと言われることがよくある。
  指示の受け方や報告の仕方は、仕事の上で極めて重要なものだが、新入社員向けの本や研修では必ず扱われているものだけに、「いまさら、新人じゃあるまいし」とばかにする人も多かろう。しかし実状をみると、中堅・ベテラン社員たちの中でさえ、まともに実践できていない人が多い。これは大問題だ。これら仕事の基礎はダテに基礎なのではなく、仕事の成果に重要な影響を与えるのだ。できていなければ実損が生じる危険がある。
  さて、あなたはどうだろうか? 上記の10項目はいずれも、世間で新入社員向けに教えられる項目ばかりを基にしている。あてはまる項目があれば、再度「指示の受け方と報告の仕方」について再確認する必要がある。

  最後に非常に重要な点をひとつ。指示の受け方と報告の仕方は、上司との間だけではなく、顧客や取引先との関係にも通じる。社内で上手くできていれば、社外ともできるだろうし、社内でできていなければ、顧客や取引先とのコミュニケーションにおいてもトラブルが生れるはずである。この?編はすべて、上司との関係だけではなく、顧客、取引先でも同様だという認識で、進めていってもらいたい。
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