I 入門編 |
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II 一般知識編 |
- Lesson3
基礎表現(序章)
- Lesson4
基礎表現(発信編)
- Lesson5
基礎表現(受信編)
- タスク(第2回)
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III 本編 |
- Lesson6
クイックレスポンス
- Lesson7 言葉を選ぼう
- Lesson8 傾聴
- タスク(第3回)
- Lesson9 ここで差がつく
- Lesson10
ストロークという名の魔法
- Lesson11
対応力を身につける
- 修了アセスメント
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Lesson5 知らないと恥ずかしい基礎表現(受信編) |
講義
- 冒頭で使う表現
大変お待たせいたしました
解説: コールが3回以上鳴ってからとった時にはまずお詫びを。コールは2回まで、保留は10秒まで。もしそれ以上待たせた場合は、これを言わないと相手が怒る。
はい、株式会社○○、△△事業部でございます
解説: 受話器をとったら、「はい」と言った後、社名と所属を名乗る。「もしもし」なんて言ったらダメ。なお、冒頭に「お電話ありがとうございます」やキャッチフレーズ的なまくらことばを置いたりと、会社によってバリエーションがある場合があるので、会社のやり方に従うこと。
○○の××様ですね
解説: 相手が名乗るので復唱する。後々先方の名前を間違わないようにするためと、近くに名指し人がいれば自分あてということで準備ができるという目的がある。
- 取次のときに使う表現
失礼ですが …
解説: 取り次ぎを頼まれた時で相手が名乗らない場合に、取り次ぐ前に名前を聞いて置く。不思議なことに、これで大抵の場合「失礼ですが、どちら様でいらっしゃいますか?」という意味だと通じる。とりあえず、最後まで言わずに「失礼ですが…」でいったん止めて見て、反応が無いようだと最後までいうようにした方がよかろう。
少々お待ち下さい
解説: 保留する時の言葉。
お電話代わりました。○○事業部の××と申します
解説: 取り次がれた人が電話を代わったときの冒頭の言葉。先方と話をするのが初めてでなければ「××と申します」ではなく、「××でございます」ということ。またいつも話をする相手なら、○○の所属部分は省いた方が良い。
- 名指し人が不在のときの表現
申し訳ございません。あいにく○○は外出しておりまして
解説: 名指し人が不在のとき。自社の人に敬称「○○さん、○○社長」とかはつけず、呼び捨てにする。これを間違えると非常にはずかしい。新入社員よくある間違いのベスト3に入る頻出表現。
折り返し○○の方からお電話させましょうか?
解説: 名指し人が不在の場合の無難な言葉。「お電話させましょうか?」なのか「お電話させます」なのかは、会社の方針によるので、上司に指示を仰ごう。
差し支えなければ私が承りますが、いかがいたしましょう
解説: 立場や状況によって、自分がこれを言うことを求められる場合と言わない方が良い場合があるので、上司にどうするのが良いか、指示を仰ごう。
確かにお受けいたしました。私○○と申します
解説: 伝言を聞いたときに言う言葉。これを言うか言わないかで、きっちりしているかどうかの印象が変わる。
- 締めの時の表現
かしこまりました。こちらこそよろしくお願いいたします
解説: 相手の最後の挨拶に対する返事。
- その他の注意事項
※電話を切るときは架けた方が先に切る。受手側の時に、相手より先に切ることの無いように、相手が切ったのを確かめて自分の受話器を置こう。相手より先にガチャと切ると失礼を超えて喧嘩腰にさえみえてしまう。
※名指し人不在の時の伝言メモには、受けた日時・自分の名前を忘れないように。
ケーススタディ
次の電話会話の中から間違いを探そう。
では、解答をみてみよう。
練習しよう
「ダイアログ」ボタンをクリックして、それぞれの会話をまず聞こう。次に「練習してみよう」ボタンを押すと、女性が話している個所がインターバルになっているので、その役になって練習してみよう。インターバルの時間内ですらすらと言えるようになるまで何回も練習しよう。その際にことばの正確さだけではなく、声の表情にも注意してやってみよう。
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