世の中には、社会人として定石と言える基礎表現がある。高度な応対はともかく、これを知らないと恥ずかしいという最低限の表現だ。Lesson3からLesson5までは、3回シリーズで、そういう基礎表現を学んでいく。が、その前に是非心に留めておいて欲しいことがある。本コースの狙いは決して、一般常識や知識の詰め込みではないことを忘れないで欲しい。敬語や表現を間違えないように気を遣うあまり、緊張して堅くなってしまい、結果として、好意や誠意が伝えることを忘れるということにならないで欲しい。こういう場合でも、言い回しに完全に慣れるまで待つのではなく、片言でも構わないので、好意声・誠意声を忘れないようにしよう。 |